明星保育園 創立物語
明星保育園のあゆみと保育
連載第1話 明星保育園創立
はじめに
このページでは明星保育園創立物語と題して、昭和24年の明星保育園創立から、昭和40年代の明星保育園の様子、昭和55年の国神保育園設立の様子、そして現在の明星保育園・国神保育園の様子を当時の貴重な写真と出来事を交え紹介します。
昭和24年明星保育園創立
太平洋戦争終戦から1年余り、まだまだ戦争の傷跡の残る昭和21年は現在では想像もつかない厳しい物資不足でした。先代の倉持秀裕(しゅうゆう)理事長とやす子先生の二人が、そんな時代でも子どもたちには「明るく、生き生き」と育ってほしいとの願いから埼玉県秩父郡皆野町に「明星子供会」を発足しました。
発足当初は倉持家の自宅にて歌や、お遊戯、お絵かきなどで地元の子どもたちを預かっていました。その子どもたちの姿に微笑ましさを覚えた保護者の皆様の評判で子どもたちも増えていきました。
「明星子供会」が基盤となり皆野町内の有志の協力によって、昭和24年秩父郡市で初めて埼玉県知事の認可をいただき明星保育園が創立されました。
昭和24年の主な出来事
- 穴の開いた五円硬貨が発行される。
- ドイツ連邦共和国(西ドイツ)が正式に発足する。
- 湯川秀樹が、ノーベル物理学賞を受賞し、日本人初のノーベル賞受賞者となる。
- プロ野球が2リーグに分裂し、セ・リーグとパ・リーグに分かれる。