保育内容

保育理念

こころ やさしく つよく ただしく

人が一人、人として生まれてくるために、どんな多くの困難を乗り越えてきたことか。生まれてきて、この瞬間に、ここにいることのすばらしさ。一人ひとりが奇跡のような命です。人はそこにいるだけで価値がある。そして未来がある。園児と一緒に歩む保育、それが私たちの原点です。

子どもたちには無限の可能性があり、環境さえ与えれば子ども達は成長していきます。毎日生き生きと取り組み、積み重ねることで、自ら実行していく力を養います。子どもたちが、自らの体験を通して生きる力を身につけ、社会に貢献できる自立した人間に育つことを明星保育園・国神保育園の理念とします。

保育の特色

知・徳・体の調和のとれた心豊かなたくましい幼児の育成に努めます。

知・徳・体

(徳)心の力

  • 親切で思いやりのある子
  • 心のこもった明るいあいさつのできる子
  • 身の回りにあるものを大切にする子
  • 苦しいこと、つらいこと、嫌なことにも頑張れる子

(体)体の力

  • 一生懸命に体を動かす子
  • 病気やけがに負けない丈夫な体作りに励む子
  • 好き嫌いをなくし、食への感謝をもっておいしく食べる子

(知)学ぶ力

  • 本が好きな子
  • 善いこと、悪いことの判断のできる子
  • 自分で工夫し、自分で気づいて実行できる子

人には三つの力が備わっています。その力をさらに発展させ自分の力を伸ばしていきましょう。大きく育った力を自分だけでなく社会のため、国のために役立つ人間になりましょう。

保育の特徴

態度教育

毎朝、かけっこをして体を動かしたあと、ホールで朝の会(挨拶、発声練習、歌、礼拝など)を行っています。姿勢を正し、すばやく行動し、しっかり話を聞き、力いっぱい声を出す。最初から最後までみんな一生懸命です。夢中になって自分の力を発揮すると共にみんなと一緒に行動する楽しさを知り、集中力を身につけ、心身ともに丈夫な子どもの育成に努めています。態度教育は、「生きる力」を育みます。

態度教育(5つの基本)は心の教育です

  1. 自分から大きな声で挨拶をします。・・・挨拶は人と人とを結ぶ絆の第一歩です。相手に心を向けることです。立ち止まって元気よく自分から挨拶ができる子になりましょう。
  2. 「ハイ」という気持ちの良い返事をします。・・・「ハイ」は漢字で書くと「拝」です。人を大切にし、敬意を表す言葉です。「ハイ」という返事はわがままを抑える効果もあります。「ハイ」という返事は素直な心のもとです。相手の目を見て「ハイ」と返事のできる子になりましょう。
  3. 背筋を伸ばして話を聞きます。(立腰)・・・背もたれによりかからない。足の裏を床につける。姿勢が良いと体に良いことはもちろんですが、心もシャキッとします。立腰は心と体のコントロールです。心身とも健やかな子になりましょう。
  4. はきものを揃えます。・・・「はきものを揃えると心も揃う、心が揃えばはきものも揃う」と言われます。物と心のけじめです。また、はきものを揃えるということは、後片付けと次の段取りの習慣につながります。そして、物事を丁寧にする、ものを大切にする気持ちが育ちます。言われなくてもできる子になりましょう。
  5. 食事のマナーを身につけます。・・・「いただきます」には2つの意味があります。1つは「命」そのものをいただくことへの感謝。もう一つは、「食べ物を作る」「運ぶ」「調理する」など食にかかわったすべての人たちへの感謝です。食べ物に関心を持ち、感謝していただくこと。また、正しい食事のマナーや食後の歯磨なども習慣化しましょう。

体験教育

「体験教育」は、感じる心・考える力・気づく能力を育てます。

子どもは、自己中心的な思考が特徴ですが、さまざまな体験を通して脱自己中心、つまり相手の立場に立って物事を考えられるやさしい子どもを育みます。

また、驚きや発見は次への意欲となります。自らが行動し、意欲と自信に満ちた子ども、丈夫で明るい子どもになるためにも、数々の行事やカリキュラムを取り入れています。

造形遊び
実体験を通して感じたこと思ったこと、想像したことなどをのびのびと表現することを大切にしています。「描くことが楽しい」「作ることが好き」といった個々の感動を大切にした活動です。

音楽遊び
さまざまな楽器に触れリズムを楽しんだり、美しい音楽やダイナミックな音楽を体感することにより、体全体で音楽を感じながら心を熟成させて優しい心や勇気を育てていきます。そしてその成果を発表会で披露しています。

運動

運動神経を操るのは小脳です。小脳は6歳までに100%出来上がっていきます。出来上がるまでに、いろいろな動きを環境として与える遊びの中だけでは育ちません。

ストレッチからブリッジ、壁逆立ち、マット運動、跳び箱、これらの体操をバランスよく行うことで、自然に運動神経が発達します。毎日積み上げた体操を3歳から5歳児クラスは、体育発表会を通して披露しています。

「体の力」は大切です。体力がなければ健康な生活はおくれないからです。毎日かけっこを行うことで、腰骨が立って姿勢がよくなり、また、体力がついてかぜなどの病気になる子どももすくなくなります。

自学自習

自力で学ぼうとする力。「自学自習」の力は、全ての子どもの基本です。

学ぶ力は「読み・書き・計算」で育てることができます。どの子も読み・書き・計算が大好きです。子どもの自学自習のスイッチを入れるのは、親や私たち教育者の役割です。ゲーム感覚で楽しく、しかも達成感を出す工夫が必要です。押しつけと感じたり苦痛であれば、子どもは長続きしません。スイッチが入る前にやめてしまいます。たとえば、読書ならば読んだ本をノートにつけてあげています。どんどん書名が増えていくので、本を読むことが楽しくなります。

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